暑くて外出たくないと思っていたのが、なんだか急に涼しくなってカメラ持って出かける気分になってきた今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もうだいぶ前になってしまいましたが、こんな記事を書きました。
KIPONのBAVEYESフォーカルレデューサーを買ってみた
その後、このフォーカルレデューサーをあんまり試していなかったんですが、ふと思い立って(現実逃避とも言う)テストをやってみました。
前回、広角系の方が差を強く感じたこともあり、そのあたりを突っ込んでみます。
使用する機材は以下の通り。
まずはそれぞれの比較画像です。
歪みがわかりやすいようにマンションの壁のタイルを撮影してみました。
撮影条件はISO100、1/30秒、F11です。
当たり前ですが、通常のマウントアダプターより広い範囲が撮影できています。
しかしこの画像…なんか…うねってます…。
中央部はそれほど気になりませんが、周辺部でおかしな歪みが出ています。
元々Distagon 18mmは典型的な樽型歪がありますが、それがBABEYESでさらに変形されているようです。これは被写体によっては使いにくいかもしれません。
周辺減光はF11まで絞っているせいかあまり目立ちません。開放だとDistagon 18mm自体に周辺減光がかなりあり、BAVEYES自体の周辺減光と区別できないため、別のレンズを使う必要があると考えます。これはまた次にやってみますかね。
露出を同一条件で撮影すると少し明るくなっています。フォーカルレデューサーならではですね。これは場合によっては使い勝手がいいかもしれません。
特に目立った歪みや色収差はありません。
若干ゆるい感じもしますが、まあこの程度なら許容範囲です。