こちらの続きです。
七ツ釜探検!【九州旅行その2】
日出づる処の夫婦岩の地に生まれし者が日沈む処の夫婦岩を訪れるの巻【九州旅行その3】
感動の博多もつ鍋 やま中 【九州旅行その4】
太宰府天満宮と梅が枝餅【九州旅行その7】
竈門神社の紅葉【九州旅行その8】
いよいよ九州旅行も残り時間が少なくなってきました。
飛行機の時間は羽田行きの最終便なので、夜21時台ですが、竈門神社を出たのはもう夕方だったので、レンタカーの返却などを考えるとそれほど余裕はありません。
あんまりいいアイデアもなく、福岡市内に戻って屋台で夕飯にするかーと車を走らせました。
嫁さんは前に出張できた時に中洲の川べりの屋台に行ったということだったので、別の屋台にしようと、天神駅周辺の方に行ってみました。
若干迷いつつ、裏路地のコインパーキングに車を停めて、大通りに。
まずは屋台を見て回って、どこに入るか決めようと調査スタート。
ほんとならいくつか屋台はしごしてみたかったんですが、お腹と時間の余裕がそれほどないので、ひとつに絞ろうという戦略です。
通りに出てすぐ、なにやら気になる屋台が。
その名も「ジビエ料理屋台 情熱の千鳥足」
屋台でジビエ! なにそれすごい!
ちょっと興味が出ましたが、時間が早かったのでまだ開店準備中。
ジビエ料理は気になるけど、一通り他の屋台も見て回ってこようと他の屋台も見に行きました。
ほかは割と普通というか、博多の屋台といえばこういうのだよね、というラーメンやおでんなど一般的なメニュー。
それでも他地域の屋台に比べれば多彩なメニューですねー。さすがです。
とはいえ、ラーメンは専門店もいっぱいあってどこででも食べられるし…と考えると、やはり気になるのはさっきのジビエ料理。
嫁さんと相談した結果、やっぱりそっちに行ってみようということとなりました。
先程の場所に戻ってみると、だいぶ開店準備が進んでいました。
そろそろ大丈夫かな?と思い聞いてみると、あともうちょっとで開店とのこと。
寒くなってきていたので、目の前のロフトに入ってちょっと時間を潰し戻ってみると、看板が灯っていました!
開店とほぼ同時だったので、1番乗り。
席についてメニューを見てみます。
屋台なので、そこまで品数豊富とは行かないですが、 ジビエメニューが半分ぐらいあります。
さらに本日のおすすめ。
嫁さんと相談の結果、やはりこの「合鴨の鉄板焼」は外せない、となりました。
とるものもとりあえず、合鴨の鉄板焼を頼もうとしたところ…
「うーん…お時間大丈夫ですか? 30〜40分ほどかかってしまうんですよ」
合鴨は冷凍した状態で持ってきているので、解凍するのに時間が掛かるとのこと。
時計を確認! よし、飛行機の時間にはまだまだ余裕がある!
大丈夫です! やっちゃってください!
合鴨には時間があるので、その時間を潰すために注文。
我々夫婦は酒を飲まないので、こういうとき酒を飲んで時間を潰すってのはできないんですよねー。
レギュラーメニューを改めてみて見ると、どうにも気になるこれ。
「肉」
一体何の肉だよっ!
と思って聞いてみた。
すると、その時によって変わるみたいですが、本日は猪肉だそう。
まじですか。これもジビエですか。
おでん鍋にまるで豚の角煮のようにゴロゴロしているのが猪肉。
これはうまそう。
注文してみると、こんな風にスライスされて出てきました。
猪肉というと臭みごまかすために味噌仕立ての鍋にしたりするイメージですが、おでんの淡白な味付けでも全く臭みを感じない。
あっさりした豚肉のようで、とても食べやすい。ウマウマです。
さて、このおでんを食べている頃には他のお客さんが入ってきていました。
お隣りに座った方はどうやら外国からの旅行者のようで、英語メニューを所望されていました。
席にあらかじめ置かれていたのは日本語メニューだけでしたが、英語メニューもちゃんと用意されているようです。
せっかくなので、ちょっと写真を撮らせてもらいました。
写真撮ったりしている間に時間が経っていたようで、いよいよ合鴨の鉄板焼が出てまいりました!
おおう!
う、美しい!
見た目からして、こりゃ絶対うまいと確信。
さっそく一切れ口に放り込む。
……。
う、うまーーーーー!!!!!
これはうまい。
30分ぐらい待ったかいがあります。
鴨ってなんでこんなにうまいんですかねー。
噛むほどに味が出てくる感じで、思わずゆっくり噛み締めて味わってしまいました。
猪肉、合鴨肉を堪能したところで、締めに焼きラーメンを注文してみました。
聞いてみたら、これも猪肉で出汁を取っているとのこと。
黒ゴマが効いててこれもまたうまい。
屋台でジビエという、なんともギャップを感じる屋台でしたが、すっかり堪能。
いやー最高でした。
そんなこんなで、今回も続きます。
「ラーメン滑走路」でホントの締めのラーメン!【九州旅行その10】