連日の猛暑で以下略と挨拶まで省略したくなる今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
前回、Nature Remo miniを設定してGoogle Homeと連携させてみました。
Nature Remo miniを買った件
この連携させたGoogle HomeはGoogle Home miniだったんで、考えてみたらminiコンビだなーとあとで思いましたんで、今回のこんなタイトルです。
で、今回はNature Remo miniとGoogle Home miniを使ってホームシアターを音声制御してみます。
我が家の環境について
前提条件となる我が家の環境ですが、リビングにホームシアターを構築しています。
基本的な構成は
- Blu-rayレコーダー
- AVアンプ
- プロジェクター
となっています。
(他にもAppleTVとかユニバーサルプレーヤー、LDプレーヤー(!)なんかがAVアンプに繋がってますが、今回は割愛。)
前回も書きましたが、我が家のリビングはいわゆる「テレビ」はなく、TV番組を見るときも上記のホームシアターを使用しています。
このため、ちょっとテレビを見るにも複数の機械の操作が必要で、「使い方がわからん!」と、嫁さんに超絶不評。
確かに複数の機械の操作が必要で面倒なのは、反論の余地のない事実です。
実際どれぐらい面倒なのかというと、以下のような操作が必要です。
視聴開始時
- Blu-rayレコーダーの電源を入れる
- AVアンプの電源を入れる
- AVアンプの入力をBlu-rayレコーダーに切り替える
- プロジェクターの電源を入れる
- 照明を消す
視聴終了時
- Blu-rayレコーダーの電源を切る
- AVアンプの電源を切る
- プロジェクターの電源を切る
- 照明を点灯
手順として書き出すとこんなもんか?とも思いますが、リモコンがすべて別なので、とっかえひっかえしてると結構面倒です。
これをNature Remo miniとGoogle Home miniのminiコンビを使って音声一発で操作するというのが今回の狙いです。
Nature Remo miniの設定
使用する機器のリモコン設定
まずはひと通り使用する機器のリモコン設定を行います。
設定はアプリのホーム画面で、右上の「+」をタップするとこんな画面になります。
ここで「新しい家電を追加する」で機器を追加していきます。
Nature Remoの場合、エアコンはプリセットされてるのがあるので楽ちんなんですが、AV機器は手作業で登録が必要なのが面倒です。特にAV機器はボタンも多いので、今回は自動化したい部分だけ最低限登録しました。
たとえばAVアンプのリモコン画面はこんな感じ。
ひと通り機器を登録したホーム画面はこんな状態。
Blu-rayレコーダーはそのままだと長いのでビデオ、AVアンプも単純にアンプにしました。
前回Google Home miniとの連携は済んでいるので、この状態ですでに個々の機器はGoogle Home mini経由で音声制御可能です。
たとえば「OK, Google、ランプを消して」というとランプが消えます。
シーンの追加
個別には音声制御できるようになったので、いよいよ一声で複数の機器を同時に操作する設定を行います。
Nature Remoには「シーン」という機能があり、これを使用すると複数の機器を同時に操作できます。
機器を追加するとき同様、右上の「+」をタップし、以下の画面から今度は「シーンを追加する」を選びます。
すると、シーンの設定画面になります。
こちらの画面で機器とその操作を追加していきます。
設定完了したのがこんな感じです。
うちには「テレビ」という機器はないので、「テレビをつける」という名前にしました。
ホームシアターでもいいかもしれないですが、長いですしね。
アンプの設定では電源を入れたあと入力を切り替えています。
これを保存してホーム画面に戻ります。
設定したシーン「テレビをつける」をタップすると…おお…ちゃんとBlu-rayレコーダー、AVアンプ、プロジェクターの電源が入り、照明が消えました。
動作が確認できたのでGoogle Home miniに向かって「OK, Google テレビをつけて」というと、これも当然のごとく正常に動きます。
素晴らしい!
これで複数台の機器を操作する煩わしさから開放されました!
なお、嫁さんにも好評ですが、未だに1回も使っていません(おい
まあそのうち使うこともあるでしょう…。
消す方ではちょっと問題発生
とまあ、つける方では問題がなかったんですが、消す方でちょっと問題発生。
といってもNature Remo側の問題ではないんですが…。
うちのプロジェクターは、電源OFFのときにリモコンのOFFボタンを押すと、警告ダイアログが表示され、そこでもう一度OFFボタンを押すと電源が切れるような仕様です。
どうもこれが原因で、プロジェクターはうまく消せませんでした。
一応こんな感じにプロジェクターは2回OFFを送信するようにしているんですが、送信タイミングが早すぎるようです。
一応プロジェクター2回の間に他の機器を挟んでみたんですが、うまくいくときといかないときがあります。
これ、間に数秒空けるような設定を挿入できればなあと思うんですが、次のアップデートとかで入らないかなぁ…。
まとめ
細かな問題はありますが、概ね狙っていたことが実現できて大満足です。
Nature Remoのシーン機能は強力ですね。
この機能があるスマートリモコンじゃないとスマートリモコンじゃない!って感じです。
やってみた結果、機器操作が楽になったもそうですが、ホームシアターで真っ暗な中でも照明のON/OFFが音声でできるようになったのは予想外に便利でした。
真っ暗な状態だとリモコン探せませんしね…。
そんなところで今回はここまで。