零細IT企業経営&2児の父となった、あがたの個人ブログです。

自宅ISPの接続をIPv6 IPoEを使用するように変えてみた

一段と気温が下がり、いよいよ冬という気分の中、財布の中も冬の今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

財布の中が寂しいのでというわけではないですが、先日自宅フレッツのISPを変更しました。
前はとくとくBBの固定IPサービスを使っていましたが、今回はASAHIネットです。
会社オフィスを固定IPにしたので、自宅はもういいかなと思い、一応固定IPへの変更も視野に入れながら、今のところは動的IPです。

で、ASAHIネットはIPv6 IPoEに対応しているので、自宅の無線ルーター、ASUS RT-AC88Uの設定を変更してIPv6 IPoE接続を設定してみました。

IPv6 IPoEとは?

そもそもなんぞや?というお話ですが、NTTの公式の説明は以下の記事にあります。
フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライトプラス、フレッツ 光ライト「IPv6アドレスを用いたインターネット接続」について
…。これだと何が何やらですね。
もうちょっと詳しい説明は以下のASCII.jpの記事を読むといいかもしれません。
NTT東西のIPv6サービスが2方式あるわけ
どちらかというと一般ユーザーが気にするようなことではないですが、メリットとしては、シンプルなので問題が少ないってことでしょうか。

ちなみに、このIPv6 IPoE接続にPPPoEでIPv4を流して、NGNの網終端装置を回避するという方法で、インターネット接続の速度を改善できるというお話もあります。
ただし、今回うちで使ってるASAHIネットはIPv4 over IPv6はやっていないようなので、その点は残念。

さくっと設定変更

自宅ルーターのASUS RT-AC88Uの設定を変更します。
設定は、左側のメニューから「IPv6」を選択します。
各設定項目は以下の通り。

「基本設定」

  • 接続タイプ:Passthrough
  • インターフェース:イーサネット

「IPv6のDNS設定」

  • DNSサーバーに自動接続しますか:有効
以上で、下の適用ボタンを押すだけです。
しばらく設定変更に時間がかかります。
これでルーターの設定は完了です。

クライアントも忘れずに

ルーターのIPv6の設定を有効にしたら、クライアントも有効にするのを忘れずに行います。
クライアントでIPv6アドレスが取得できるのを確認できたら設定完了です。

接続の確認

実際にIPv6でつながってるのかな?とわからないと思いますので、接続をテストできるサイトがあります。
IPv4、IPv6それぞれの接続情報が表示されるとても便利なサイトがあるので、それで確認してみます。
うちの接続状況はこんな感じ。
AddressやHostnameは伏せさせてもらってます。
Hostnameは設定されてませんが、これはISP側の問題なので致し方なし。
ちゃんとIPv6が「Supported」になっていることが確認できます。

で、これまでとの違いは?

IPv6対応のサイトへはIPv6でつながるようになりましたが、じゃあIPv6になったら速くなるとか、内容が変わるとかはないので、違いはないんですよねー。
最初で話をしたIPv4 over IPv6対応してる場合は、遅いIPv4のサイトが速くなったりもするはずなんですが、今回設定したのはIPv4は従来のPPPoEのままなので、なおさら変化がないですね。
まあ、YoutubeなんかはIPv6対応しているので、Youtubeが多少快適になっているかもしれませんが…。
なんともな感じもしますが、IPv6って元々そういうもんですからね。
ある意味差を感じないというのが素晴らしいというか。
そんなところで今回はここまで。

INTERLINKならIPv4 over IPv6が使えて、v4でも速度安定するらしいんですけどねー。

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